2010-07-26

WEBMを考える

生活が厳しくとも、相変わらずWEB技術関連は試していたりする。
まあ、好きな事ってそう言う事なんだと思いますけど。

WEBMが5月に発表になって、ffmpegが対応した時点で、コンテナ/フォーマットとしては試してみたのですが、MPEG4/H.264にハードウェア支援があることを考えると、勝っているとも言えず。
WEBMフォーマット(コンテナ?)は、映像はVP8、音声はVorbisな訳ですが、Vorbisは品質的にAAC-LCと対抗出来ると思う。
問題は映像コーデックのVP8なんですよね。
1Mbpsを下回るような低ビットレートだとVP8もH.264もそれ程差が無いんですよね。
エンコード時間もCPUだけで回すなら、劇的に差がるわけでも無い。

だが、HTML5のVideoタグでWEBMをApple以外は採用すると言っている現状を考えると、WEBではWEBMで良いんじゃないか?と思うところもある。
コーデック自体をBSDライセンスにすると言うのは、勝てるところだと思う。
まあ、H.264も無料期間延長したし、再生側では大差ないんですけど。

Flashが何故動画再生で便利かと言えば、入っていればコーデックやプレーヤーなんぞ気にしないで見ることが出来るし、見て貰うことが出来るから。
再生環境のサポートって意外と大変だし。

結局、CPUとGPUで回していく関係性はあんまり変わらないんじゃないのか?とも思わずにはいられない。

0 コメント:

コメントを投稿