2011-05-28

ストリーミングサーバーは自前じゃ無くても

何の話かと言えば、個人でのストリーミング配信が楽なったと言う事なんですけど。

FlashMediaServerを独自で持ちたいと考えてしまうアレゲな人も居る訳で。
一昔前は、Adobe Flash Media Serverって54万とか、個人と言うか企業でも導入が難しい値段でした。
しかし、現在最新版のFlash Media Streaming Server 4だと121,275 円 (税込) と安くなりました。

互換としてWowza Media Serverと言うのがあります。
これはAdobe社員がスピンアウトして開発した、サーバーソフトウェアなのです。
値段が若干安い($995)上に、機能がたっぷり。
Ver2はSilverlightも配信出来るって、どうなっているのよって言う位に機能豊富。
IcecastのICYプロトコルも行けるし、これ1本でほぼ全てのプラットフォームに対応出来る感じ。
個人で使うならAmazonEC2のサービスを使うのが良いと思う。(安いと思う)
EC2 Streaming, Wowza Media Server 2 | Wowza Media Systems

数年前の個人や小規模リアルタイムストリーミングは、livedoorのねとらじでの音声配信が主流でした。
その中でも、IcecastServerを独自で立ち上げたり、WindowsMediaEncoderを使って流す人も居た訳です。
それでも、音声なら個人回線のUplinkでも足りていたのですが、映像となると割りに合わない。
ISPの帯域制限もあって、個人でサーバーを置いて運営するというのは、さらに大変になりました。
そう言う事も有ってか、リアルタイムストリーミングは、Ustreamやニコ生放送が主流になりました。
映像もあっさりFlashで送れる。(専用アプリもありますが)

その上、Jasrac等の管理団体と包括契約しているので、昔みたいに自分でその辺の処理をしなくて良くなりました。
数年前は、音楽著作権絡みでの申請が色々と雑多で、音楽イベントなんか配信した日には、そちらの事務手続きだけで、ゲンナリしたものでした。
一般的に売られているアーティストの音源は使用出来ませんが、それでも十分使い勝手は良くなった訳です。

コンテンツを作り出せる人が、コンテンツだけを考えれば良い状態に近付いただけなんですけどね。
それでも、極めれば難しいし、金もかかる。

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